究極の「イエ」制度「皇室」から抜け出した眞子さまを叩く人たちのモラハラ

特徴

秋篠宮家の長女眞子さまが小室圭さんと結婚してニューヨークへ。

 

小室圭さんの母親と「元」婚約者との金銭トラブルで「婚約」延期、というパンピーにはよくわからないニュースから3年。

 

小室さんは約束通り眞子さんを迎えに来て、2人は仲良くアメリカへ旅立っていった。

 

最近の皇室をめぐる報道はまさしく「モラハラ」だと思います。モラハラをテーマに書いているこのブログで取り上げないわけにいかないと思い、書いています。

 

眞子さんと小室圭さんを叩く人たちによるモラハラ

自分がモラハラをしているということに気が付かずにそうしている人もいます。

 

モラハラはいじめです。

 

「天皇は国民の象徴」であり、国民の税金で生活している。中学校の社会の授業で習ったことですね。

 

好きだという人もいれば嫌いだという人もいます。どちらにしてもなにかと注目を浴びる存在ではある。

 

それにしても今回の眞子さんの結婚に関する報道はひどかった。

 

婚約が発表された時からはじまり、父宮である秋篠宮さま母上紀子さまもこのご結婚に反対しているという報道。

 

「みんながやめとけって言う人との結婚はやめといたほうがいい。当人にはわからない何かがまわりには見えてるんだよ」

 

たくさんの人がそう言っていたし、わたしもそう思った。

 

わたしも結婚するときに周りの人から「やめといたほうがいい」って言われたけど、「単なるやっかみだ」と思って取り合わなかった。

 

そして結婚してみたら、夫はモラだった。眞子さんもそんなことにならなければいいけどと老婆心ながら心配はした。

 

だけどちょっと圭を見直した

 

だって、3年ですよ?石の上にも3年。過ぎてしまえば早いけど、3年てけっこう長い時間です。

 

生まれたばかりの赤ちゃんが3歳になる。幼稚園に行き始める子もいる年です。

 

人の感情、特に恋愛感情ってせいぜい2年しかもたないと言われています。

 

長くて3年だそうですよ、奥さん!

 

 

しかも東京とニューヨークの遠距離恋愛。おまけにコロナで各国は鎖国状態。

 

まあたとえ自由に行き来できたとしても、毎回おつきのものやら報道陣やらがデートのたびにわらわらとついてきて、手をつなぐことすらできなかったでしょうけど。

 

いまはLineやワッツアップなど、いくらでもお互いに顔を見ながら話すことはできるでしょうけど、それでもやっぱりね。

 

体温を感じられるぐらい近くにいる人と話すのと、画面越しにとではやはり違うでしょう。

 

ましてや自分の母親の「元婚約者」とか、わけわかんない人との関係までほじくり出されてやいのやいのバッシングを受けて。

 

この3年眞子さまとの婚約を破棄する理由なんか、いくらでもあったと思うんですよ。

 

でも圭はそうしなかった。

 

それはほめてやってもいいんジャマイカ?

 

そしてあの結婚会見

 

「わたしは眞子さんを愛しています。短い人生、本当に好きな人と過ごしたい」

 

言い切った。

 

見直しました。

 

ただ、この結婚には国民の理解が得られないとして、普通であれば結婚して降嫁される皇族方に支払われるお金も眞子さんは受け取らなかった。

 

税金だから。

 

眞子さんは一般の人ではなく「公人」だから。

 

「公人だから」「国民の税金で暮らしているから」好きな人との結婚の自由はないんですか?

 

結婚相手の「母親の」「元婚約者」との間の金銭トラブルや「解決金」の金額まで事細かに詮索され「だからふさわしくない」といわれ。

 

司法試験の合格発表を、不合格をリアルタイムで報道され、家賃まで公表されなくちゃいけないんですかね。

 

「ふさわしくない」

この言葉、だいっきらいです。

 

「ふさわしい」「ふさわしくない」を誰が決めるんですか?

 

何を基準に?

 

皇族だから?一般人じゃないから?

 

大きなお世話だ

 

今回の騒動は「集団いじめ」です。まさに「モラハラ」です。

 

たまたま生まれたところが皇室であった。それは眞子さんが望んで得た環境ではない。

 

それなのに若い女性の恋を応援するのではなく、「皇室にはふさわしくない」とよくわからない理由で反対する。

 

「ハンタイ」を言うだけでなく、結婚相手の出自から母親の過去のことまで面白おかしく報道し、もっともらしい顔をしたコメンテーターが「この結婚は国民の理解を得られない」という。

 

「皇室にふさわしい」とは、じゃあいったいどういう人ですか?

 

黒田清子さんのような「お堅い国家公務員」だったらよかったんですかね。

 

眞子さまのご両親である秋篠宮さまと紀子さまだって大学の同級生で、眞子さまのご実家は団地だった。

 

秋篠宮さまのご結婚の時もやいやい言う人はいたけど、今回ほどではなかった。

 

今回のご結婚について紀子さまはどう思っておられるのかはまったく報道されなかったけれど、きっとお心を痛めておられたのは間違いないと思う。

 

かつて皇室に入られた皇太后美智子さまも皇后雅子さまも、精神的に病んでしまわれた。

 

皇室に嫁ぎさえしなければ経験することのなかったかもしれない病気。

 

「皇室はこうあるべき」と叩かれ、「税金で食べているくせに」とことあるごとに言われる。

 

先日も雅子さまが車の車窓から手を振っている新聞の写真に「国民が手を振っているのはあんたにじゃない」というコメントをつけられているのをたまたま目にした。

 

しかも、それを言っていたのはわたしが開いている「モラハラ保健室」というTwitterのアカウントの中でのことだった。

 

美智子さまも雅子さまも眞子さまも「皇室」という自分ではどうにもならない「イエ」制度に巻き込まれ、1人の女性としてはおろか、人間としての尊厳も踏みにじられてきた。

 

それこそわたしたちがもっとも憎む「モラハラ」じゃないのか。

 

女性が1人の「人」として認められること。好きなことを好きと言えること。

 

誰かの機嫌によって安心して生活する基盤が左右されたりしないこと。

 

ここに集まってくる人たちは程度の差こそあれ、みな「モラハラ」の被害者だ。

 

ところが、自分はモラハラの被害者だと言っている人が眞子さまの結婚に関しては「皇室は別」だという。

 

なにが別なの?

 

「眞子さまは一般人とは違う。圭と結婚するならお金はやるな。それはわたしたちの税金だから」とという。

 

自分も夫からのモラハラに苦しみ、さりとて離婚して一人で生きていくには経済的な不安もあり離婚できなくてつらい、と日々Twitterに愚痴を吐き出す人たちがそう言う。

 

眞子さんが幸せになってくれれば一番いい。好きな人と恋愛感情が冷めても、人生は長い。この先50年も下手すれば一緒に暮らしていく人と幸せな家庭がつくれるならそれでいい。

 

だけど、それは誰にもわからない。

 

みんな自分こそは幸せになれると思って結婚したはず。

 

でも早ければ数年でその愛も情熱も冷め、夫にはモラハラされ、結婚して仕事をやめ子育てにかかりきっているうちに年を取り、社会復帰したとて手取りで20万もなく。

 

将来への不安から家を出たくても出られないと嘆くのに、眞子さんにはその不安を経験させようという。

 

「自分も我慢したんだし、あんたも我慢すべき」という昭和な姑か、職場に一人はおるでこんなやつなお局様のごとく。

 

モラハラは連鎖する

自分が受けた仕打ちを次の代にはもちこさない。そう決意していなければ簡単に連鎖していく。

 

そもそも「皇室」はモラな世界だ。

 

上皇陛下や今上天皇が個人としてはモラでなく、夫としては本当に模範的な方たちだったから上皇后さまや雅子妃はなんとか皇室の中で病みながらも生きてこられたのだと思う。

 

でも皇室をとりまく社会はやっぱりいまだ「イエ」に重きを置く。

 

皇室に嫁いできたからには「イエ」にふさわしくなければならない。

 

皇室と親戚関係になるからには「イエ」にふさわしくなければならない。

 

そうやっていまだに「イエ」を強く推しだしてくるヘルジャパン。

 

これが「モラハラを受けて辛い」と言っている人たちがほとんどであるモラハラクラスタの人たちから出てくるあたりがもう救いようがない。

 

もういい加減に「イエ」を人に押し付けるのはやめにしませんか。

 

もしかしたら圭はほんとにモラ野郎なのかもしれない。

 

そしたら眞子さんはさっさと別れればいい。そしたら外野のうるさい日本ではなくアメリカでバリキャリとして暮らすのもいい。

 

これからは自由に暮らしてほしい。

 

そして心から日本の「モラハラ」気質を申し訳ないと思う。

 

お幸せに。もし旦那がモラ野郎だったら、いつでも保健室へ来てください。ここで待っているよ!

 

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