離婚するときって弁護士さん雇ったほうがいいのかなあ?離婚したみんなはどうしたの?弁護士さん雇ったらお金かかるよね・・・
そんな心配にお答えします。
離婚するときに弁護士さんに相談するべきか
「離婚しよっかな」と初めに思った時
考えたのはまずこれでした。
結論から言うと、弁護士さん雇わなくても
離婚はできますが相談はした方がいいです。
法律的な知識が必要なのは離婚協議書を
公正証書にしておくことぐらい。
これは行政書士さんでもいいし、
自分たちで作ってもいいんですよね。
行政書士さんに作ってもらえば1~2万円ぐらい。
なんなら自分たちでテンプレートを
ダウンロードして書けばただ。
ただモラハラ夫、口が立ちます・・・
すんなり離婚と財産分与に応じてくれれば
いいですけど、ごねるの必至です。
ただでさえ離婚の話をしてから夫との関係に
気を遣い、胃が痛くなっているのに。
一番センシティブなお金の話をモラハラ夫と
しなければいけないっていうところですでにギブ。
もらえるものがあるならそこは弁護士さんに
交渉してもらってもいいかな、と思います
ですがそれなりに費用もかかります。
- 弁護士さんてどうやって探すの?
- どれぐらいお金かかるもの?
弁護士さんはどうやって探す?離婚専門の方がいいの?
結論から言えば、「離婚専門でなくていい」と思います。
いくつか弁護士事務所を当たってみたのですが、
「離婚専門」というところは非常に少ないみたいです。
離婚裁判は時間がかかる割にあまり報酬額が
多くないということがあるのかもしれないです。
でもわたしは離婚専門の弁護士さんじゃなくていいと思います。
というのは、離婚専門でなくてもどこの事務所も
それなりに離婚の件数は扱っており、経験は積んで
いるからです。
でも、どこの事務所を訪ねたらいいかわからない。
弁護士さんなんていままで関わったことがないから
気後れする・・・
いきなり事務所に電話するのはちょっと
勇気がいりますよね。
わたしも実際に弁護士さんに相談するまでには
実は数か月かかってます。
弁護士さんに相談してしまったらもう
「離婚」が決まってしまうような気が
したからです。
でも、そういうわけじゃなかった。
弁護士さんに相談することで
「自分はどうしたいのか」を
はっきりさせられたと思います。
その時に使った弁護士さんの紹介サイト
「SOSAPO」についてはリンク記事で詳しく取り上げています。
わたしはここで弁護士さんを紹介していただきました。
サイト内にある申し込みフォームに必要な
情報を入力して送信するだけです。
フォームを送ってから、ものの15分ほどで
初めの電話がかかってきました。
ここでひとつ注意を!
いずれにしても、一度実際に事務所まで行って
弁護士さんとお会いしてお話してみないと、
さすがに即決はできませんよね。
一度か二度、弁護士さんとお話しすることを
考えると初めの相談料は抑えたいもの。
できるだけ相談の内容を絞って、どんなことを
依頼したいと思っているのかを書き出しておくと
いいと思います。
30分でお話が終わることはまずないです。
1時間から2時間ぐらいお話することが多かったです。
そうすると初回は30分が無料としても
だいたい¥11000~¥16000ぐらい。
今回調べた法律事務所はわたしの居住地をもとにして連絡をくださっています。
大阪北部に住んでいるので大阪と京都の
弁護士事務所の紹介が来ました。
電話する方の居住地によって紹介してもらえる
事務所は違いますのでご参考までに。
離婚まで弁護士さんに相談して費用をどれくらいに抑えられる?
相談料で毎回¥20000前後。
あとは案件ごとにそれぞれ加算されていきます。
弁護士費用というのは次の3つからなっています。
1.着手金
2.成功報酬
3.実費
最終的にいくらかかるかは
なにをお願いするのかによって
違ってきます。
ですが協議離婚、つまり話し合いで
解決した場合などは相談料のみで済みます。
調停のために交渉をお願いするなら
「着手金」が約10万円。
それで話し合いがつかず離婚裁判となった
ときにはさらに5万~8万円の追加料金が
発生するようです。
「成功報酬」は最終的に、夫と交渉して
受け取れた額の5%~10%というのが
相場だそう。
(つまり、夫からたくさん受け取れれば
弁護士さんの報酬も増えるわけですね)
「実費」というのは弁護士さんが夫との
話し合いや調停のために裁判所に出かけたり
したときにかかった交通費などです。
ですから、弁護士さんはできるだけ自宅に
近いところ、最寄りの家庭裁判所に近い
ところで探すのがいいということになります。
どれくらい離婚までにかかったかにも
よりますが少なく見積もっても30万~100万円
というところではないでしょうか。
これを高いと感じるか、安いと感じるかは
夫がどんなタイプのモラなのかにもよると思います。
夫と離婚について話し合うことが大変だったり、
弁護士さんにこれだけ支払ったとしても
夫からそれを補填できるだけのものを
受け取れるなら・・・
気持ちよく新しい生活を始めるために
必要な経費だと思えば安い・・かも?
法テラスを利用する
「法テラス」(正式名称は「日本司法支援センター」)
は法律をもっと一般の人の身近なものにしよう
という趣旨で設立されました。
経済的な余裕のない人の相談は無料です。
実際に離婚協議や調停、裁判になったときには
当番弁護士に法律的なアドバイスや調停に
付き添うなどしてもらえます。
費用は法テラスで決定され、かかった費用は
いったん法テラスが立て替えてくれます。
それを分割で少額から返済していく
ということになります。
ここへ直接電話してもいいのですが
最近はこの法テラスを利用して支払いを
行うことができる、という法律事務所もあります。
いきなり法テラスに相談してもいいのですが
どんな弁護士さんに当たるかわからないので
そこが少し不安要素かもしれませんね。
法テラスサービスを使うときの注意
https://www.houterasu.or.jp/
法テラスの利用にはかなり厳しい収入制限があります。
「誰でも」利用できるとは言いますが、実質そうでもないようです。
また男性に対して夫へのトラウマから
苦手意識がある方は、ご紹介したサイトなどを
利用して女性弁護士さんについていただくと
いうのもいいかもしれません。
女性を甘く見ていて強く出るような相手なら、
女性弁護士さんよりもむしろ男性弁護士さんに
ビシッと言ってもらう方がいいのかもしれません。
離婚弁護士を格安で利用する方法まとめ
弁護士をつけるかつけないかはその人による。
弁護士さんをアドバイザーとして相談のみに
とどめれば法律的なことを教えてもらえて、
最低限の費用で済む。
弁護士を探すなら弁護士さんの
登録サイトを使ってみるのもおすすめ。
弁護士さんのために払う費用を新しい生活の
ために使うというのもありです。
最後に夫ととことん話し合ってお互い納得して別れるのもひとつ。
全部自分たちでやれば数千円ですみます。
ただその場合にも離婚協議書を公正証書で
きちんと作り、養育費やその他決めたことを
法的効力のあるものにしておくことをお忘れなく。
公正証書は司法書士さんのところでも作成可能。
せいぜい数千円~1万円ぐらいのことです。
でも、公正証書があるかないかでは大違いです。
養育費の支払いが滞ったときにも
それは法的拘束力を持っています。
養育費を夫の口座から直接差し押さえる
ということもできるのです。
子供がまだ小さくて10年以上も養育費の
支払いをしてもらう予定だという方は
そんなことも覚えておいてくださいね。
おわりに~離婚するのって本当に大変!
結婚するときは簡単なのに。
なんで離婚てこんなにめんどうなんだろう!
でも、離婚すると決めたなら何をしていかなきゃ
ならないのか書き出して、それをひとつずつ
片していかなきゃ仕方ない。
弁護士さんを頼むもよし、自分たちで
公正証書を作って協議離婚するもよし。
いや、それ以前に離婚するかどうか迷っていますか?
自分が夫から受けている仕打ちはいったい
何なのか相談したい、でも身近な知り合いには
言いにくいという方はこちらの記事もどうぞ。
どんな方法であったとしても、それが明るい未来でありますように。
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