モラハラ夫に仕返ししたいけど、後が怖いからできません。せめて因果応報、天罰でもあればいいのにと願ってしまう。
そう思うときもあります。
そんなわたしは夫からモラハラを受けていると気が付かないまま20数年暮らしてきた人。離婚を視野に、ついにアパートを借りて別居スタート!
モラハラと「因果応報」?
因果応報:
仏教用語。原因としての善い行いをすれば,善い結果が得られ,悪い行いは悪い結果をもたらすとする。善因善果,悪因悪果,三世因果などと表現される。
わたしはあまりスピリチュアルな思考の持ち主ではないので、天罰的なものがあるかどうかはわかりません。
現実的には好き勝手な生き方をしている人の方が案外楽しそうだったりするじゃないですか。
あくまでも宗教的な考え方なので、モラハラマインドの持ち主が不幸になるはずだ、いや不幸にならなきゃおかしい!とは思いません。
ただ、「結婚した相手と最後まで添い遂げる」のが幸せ、という世間一般の価値観に限って言うなら、モラハラをして妻に逃げられた夫たちは「失敗した」わけです。
✔︎最近の話題から
終末期病棟に同時に入院してきた老夫婦。娘が夫婦仲に憧れるほどだった2人の意外すぎる結末とはーー?https://t.co/SSeYPBQpub
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) October 17, 2020
最近Twitterで話題になった漫画を読まれた方も多いかもしれません。
「オシドリ夫婦」と周りからは思われていたある夫婦の話でした。夫が息を引き取る間際、最後に妻が耳元でささやいた言葉は・・・
「早く逝って」
たくさんの人がこの漫画に言及していました。
「衝撃」という人もいれば「わかる」という人も。
わたし?「めっちゃわかる」です。
「因果応報」
まさにその言葉を思い出させるようなエピソードでした。
モラハラをする人が自分同じような苦しい目にあえばいいのに。
そう思うこともあります。
でも、たぶんこれからもモラハラ夫は社会では有能なサラリーマンとして働き続けるでしょうし、外では「面白い人」とみんなの人気者でいるのでしょう。
この結末、本人は死んでしまったのでどう感じているのかは知りようもありません。
でもこの結末は彼が妻に対してどう接してきたか、ということの紛れもない結果という点では因果応報、といえるのかもしれません。
この言葉、もともとは仏教の教えです。
(悪いことをすれば悪い結末になる、という意味では「悪因悪果」という言葉が別にある)
日本人はともかく「罰」の方に目が行きがちなのかもしれませんが、本来は良い行いを励ますもの。
その意味を重視するならば「夫の理不尽さに耐えて、なお人としての生き方を模索し続けたことは決して無駄にはならない」のではないでしょうか。
そんなことに時間と労力を取られるのをやめて、新しい人生を始めた人たち。
そんな人たちの生き方は、最後に「いい人生だった」っていう満足感で幕を下ろせる本来の意味での「因果応報」だと思います。
そんな生き方をしたいです。
モラハラする人の結末
モラハラする人は「モラハラをするようになる」のではなく、「もともとがモラハラマインドの持ち主」なのです。
「いつか変わってくれるかもしれない」なんてそんな儚い希望をもっては何度も裏切られ、貴重な人生の時間を過ごしてしまわずにすんでよかった。
誰かを呪って生きていくより、自分の人生を楽しむための時間を多く持ちたい。
モラハラ夫がこれから先どんな人生の結末を迎えるのかわからないけど、こんないい女が人生の最後に「ありがとう」と言って見送ってくれないなんて、それが一番の報いかも!
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