【円満離婚】それ、モラハラ相手でもできますか?

離婚

夫からのモラハラが酷すぎて耐えられません。でも離婚のことを切り出したら、それはそれでまたモラハラされるのが見えてるので怖くて言い出せません。円満に離婚する方法はないですか?

 

そんな疑問にお答えします。

かなこ
かなこ

そんなわたしは夫からモラハラを受けていると気が付かないまま20数年暮らしてきた人。離婚を視野に、ついにアパートを借りて別居スタート!

 

モラハラとは「モラルハラスメント」簡単に言えば「いやがらせ」「いじめ」です。暴言、無視し続けること、経済的な制限、相手の人格を否定することなどの特徴があります。

 

モラハラ夫と円満離婚はできる?

✔円満離婚って?

お互いに離婚することに同意し、納得していること。夫婦の話し合いのみで成立するいわゆる協議離婚のこと。

 

✔結論から言えば無理
理由は三つあります。

 

・まず(円満離婚に必要な)話し合いができない
・心理的負担が大きいため調停もしくは裁判になる場合が多い
・弁護士に間に入ってもらってもそうでなくても金銭的な損失が生じる

 

話し合いができない

それぞれが自分の希望をためらわずに
口にできて、それについてお互いに
話し合ってすり合わせをする。

 


まずここからできない
のが
モラとの生活です。
だから離婚しようと思った。

調停や裁判にまでもつれることが多い

 

調停で離婚までで、平均して
3回で決着すれば、まあ「円満」
と言えるんじゃないでしょうか。

 

調停で話が付かずに「不調」に終わり
離婚裁判に至っているケースはざらです。

 

金銭的な損失は避けられない

 

離婚したいという意思を
勇気を振り絞って伝えたけど
夫(妻)が認めてくれない。

 

話し合いたいけど、相手を目の前に自分の意思を伝えることがそもそもできなくなっている被害者にとっては相手が怖い顔をしてそこにいるだけでも蛇に睨まれた蛙状態。

 

喉はカラカラ、声も出なくて
とても話し合いどころじゃない。

 

その話し合いをあなたに代わって
してくれる弁護士に入ってもらえば
その恐怖と圧迫感を感じずに
離婚の話をすすめることができます。

 

ただし、それ相応の費用が掛かることは
避けられません。

 

特に被害者が女性の場合、結婚出産で
キャリアが途切れることが多く
復職しようと思ったら保育園の
待機児童の問題があったりして
フルタイムで働けないなんていうことも。

 

経済的な問題を抱えている人のための
「法テラス」という制度を利用することも
できますが、無料ではありません。

 

相談は無料でできますが、調停から
離婚訴訟になった場合の費用は発生します。

 

それを一括で支払うことは求められませんが
分割で支払いをしなければなりません。

 

また、離婚についての話し合いが
つくまで夫と暮らすのはつらいので
夫と別居することが望ましいです。

 

なぜなら相手はそれまで以上に
圧力をかけモラハラしてくるに
決まっているからです。

 

それを避けるために一時的に実家に
避難することができればいいのですが
それが難しい場合、別居する方が
心身に対するダメージは少なくて
済みますよね。

 

別居と同時に「婚姻費用」を請求する申し立てをするのですが、それが認められてお金が実際に振り込まれるまでが辛かったと多くの離婚経験者は言います。

 

今までと同じ生活はできない
かもしれません。
生活のレベルを落とすのは
なかなかしんどいものです。

 

でも、ここで戻ったら相手からの
さらなるモラハラが待ち受けている
ことは火を見るより明らか。

 

相手に取ったら「それ言わんこっちゃない」
「お前の負け」ということになるでしょう。

 

できるだけ円満に離婚するために

「円満離婚」という言葉の意味から
しても、モラハラ被害者が「円満な」
離婚をすることはハードルが高い
かもしれません。

 

「普通の離婚」というとおかしな
感じがしますが、話し合って離婚できる
相手ならそもそも修復の余地は
あるのかもしれません。

 

でも、「円満離婚」を後で
後悔しないための離婚、と考えるなら
できるだけそこに近づけることは
できるかもしれません。

 

弁護士さんに入ってもらうには
それなりの費用が掛かります。

 

ですが、モラハラする相手との離婚は
高度な交渉技術が求められます。

 

自分で交渉して心身にさらなる
ダメージを受ける可能性は大きい。

 

離婚後の生活は厳しく、こんなことならモラとの暮らしを我慢していればよかった・・・なんて後悔しないために、弁護士を間に入れることを考えてみるのもいいかもしれません。

 

弁護士さんは交渉のプロですから
こちらの要求と相手の言い分とを
法律的な天秤にかけてうまく
落としどころを見つけてくれます。

 

結果として弁護士を雇って離婚の
話し合いを進めた人の方が
有利な条件で離婚し、その後の
生活の目途もたったという人が多いようです。

 

ということで、離婚したいけど
相手と話すのは無理で話ができない
という方は一度弁護士に相談して
みられるといいかもしれませんね。

 

自分の居住地の近くで
離婚に強い弁護士さんを探して
みようかなと思っておられるなら
下の記事を参考にしてみてください。

 

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このブログでは、モラハラにあっている被害者だけでなくモラハラをする人たちが「モラハラとはなにか」について知り、モラハラをやめてハッピーになることをめざします。

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