夫がモラハラだってことはわかった。離婚しようかな、離婚した方がいいかな。みんなは誰に相談したの?
そんなお悩みにお答えします。
離婚について相談したいと思った時、相手は誰がいい?
「離婚」の二文字が頭をよぎったときにだれに相談する?
わたしはすでに離婚している親しいママ友に相談しました。
悩みますよね。理想はもちろん「共に白髪の生えるまで」。
ずっと仲のいい夫婦でいたかったし、そんなにラブラブでなくても大切にしてもらえると思って結婚した・・・はずだった。
いつから「離婚」の二文字が頭から離れなくなったんだろう。
悩んでいいと思うし、悩んで当たり前だと思います。
悩むからこそ、自分一人で悩んでいても答えは出ないかも。
誰かに相談して話すうちに自分の考えがまとまっていくこともある。
もしかしたら離婚せずに夫婦関係を修復することもできるかもしれない。
どちらがいいのかはわからない。
だからこそ、「離婚」っていう大きな決定をする前に、誰かに相談しませんか。
「離婚経験者たちはみんな誰に相談したのかな」
「もしかして夫はモラハラなのかな」
まずはそこからだ!と思う方はこちらの記事をどうぞ。
信頼できる人に相談する:相談できるところ4つ
いまどき離婚経験者は珍しくなくなりました。
子供のクラスメイトの中にも必ずいる感じ。
職場なんかだともっと多いかも。
「離婚したい」と準備してる人はもっと多い感じ。
でも、自分が離婚するとなると。いろんな事考えちゃいます。
あんまり大騒ぎしてかっこ悪い所見せたくないしな。
住み慣れたところでもある我が家から離れることや
どうして自分がこんな目にって思う葛藤もある。
特別なことじゃなくていい、人並みに幸せな結婚がしたかっただけなのに。
子供たちのこともあるし。
離婚している身内や知り合いに聞いてみる
離婚するって口で言うほど簡単じゃない。
ましてや子供がいたり、生活の基盤を持っていない専業主婦にとってはなおさらのこと。
それでもやっぱり、モラハラ夫と暮らすのはこれ以上もう無理だと思ったら。
まずは離婚した経験のある友人や身内がいればその人に相談してみるといいかも。
あんまり根掘り葉掘り聞いたら悪いかも?
親しさの程度にもよるかもしれませんが、わりとみんな自分が離婚した理由やどんな事情だったのか話してくれます。
どんなふうに夫と別れて一人で暮らす決心をしたのか。
どんな準備をしたのか。どんな準備をしておいたらよかったと思ったか。
離婚して困ったことは何だったのか。
いま、離婚したことをどう思っているか。後悔しているか?
離婚を経験した人にしかわからないこともあるでしょう。
そんなことをたぶん話してくれます。
夫婦って「同じ形のものは二つない」と言われるものです。
同じモラハラ、同じDVを受けた妻と言ってもそれぞれケースは違うと思います。
でも、「他の夫婦のことだから自分には当てはまらない」と思わずに聞いてみると本当に参考になります。
例えば、離婚したいとどうやって夫に切り出したのか。
離婚したいと言ってからの夫との関係はどうだったのか。
実際に離婚が成立するまでにどれぐらい時間がかかったのか
それまでの間、どうやって自分の気持ちを保ったのかなども参考になると思います。
いずれにしても誰かに相談したいのはやまやまなれど、知り合いに相談するときには注意が必要かも。
まだ自分の中ではっきりと離婚について気持ちが固まっていないのに、「離婚するんだって」と言いふらされてしまわないように、相談する相手は信頼できる人か考えて。
わたしは親しくなったシングルママや、職場の先輩や友達に聞きました。どれくらいお金を貯めといたのかとか、年金分割が離婚後2年間しか請求できないことなども教えてもらいました。子供が病気をした時など、困ったことなども参考になりました。
行政の相談窓口
これは夫はモラハラなのかな?と思った時に相談する先としてご紹介したものと同じです。
行政相談はなんといっても無料です。
無料ゆえ、いつでもというわけにいかなかったりするのですが(基本的に17時ぐらいで窓口は閉まってしまう)。
それでも、話を聞いてもらい、必要ならより専門的な相談窓口につなげてくれたり、具体的に離婚のための手順や書類をそろえてくれたりします。
そんな書類を眺めながら具体的なイメージを作るもよし、一人で生きていくことの厳しさの前に撃沈するもよし。
「離婚」という言葉が浮かんでからたぶん、いろんなワードで検索をかけて、もしかしたらこのブログを読んでおられる方もおられるかも。
インターネットにはいろんな情報があって参考になるものももちろんたくさんあるけど、自分の考えをまとめるにはやはり人です。
具体的な提案や、専門的なことを読むだけじゃなくて実際に話を聞いてみる。
それって大きいんじゃないかなとやってみて思いました。
わたしの場合:市役所の「子育て総合支援センター」という部署に相談に行きました。離婚するときの手続き、子供の学費のこと。あわせて離婚届、子供の戸籍を移すための書類(子供の苗字関連)、府営住宅の申込書や倍率のことなど、詳しく教えてくれました。所得証明なども市役所ですからすぐわかります。いくらぐらい児童扶養手当が受け取れるのかなども教えてもらえました。
結婚問題などを扱うカウンセリングを受ける
NPO法人などのカウンセリング講座を受講した人が夫婦問題のカウンセリングを行ったりしているようです。
大学で学んだ臨床心理士さんもおられるでしょう。
夫婦問題は本当にデリケートで、なかなか「ここがよかった」っていうカウンセラーに出会うまで時間がかかるかもしれません。
これは本当に自分の抱えている問題やカウンセラーさんとの相性もありますよね。
いろんなところに行ってみたり、あるいはすでに行っている人から紹介してもらったりするのが早いかもしれません。
カウンセリングに夫婦でそれぞれが行って劇的に関係が変わったという方もおられます。
離婚しかないと思っていたのに、うまくやっていく方法を見つけてラブラブというほどではないにしろよい関係を維持できていると聞きました。
多少お金はかかるかもしれませんが、離婚せずになんとか関係を修復できないかと思っている方にはいいのかもしれません。
カウンセリングを受けるメリットは「第三者の目線」だと思います。
何年も一緒に暮らした夫婦とはいっても人の心の中なんてわからないもの。
もしかしたら、お互いに何か気が付いていないことがあってボタンを掛け違ってるだけかもしれません。
DVから逃げてきた女性を保護するシェルターのようなところでは無料でカウンセリングを行っているところもあるようです。
いずれにしても、情報はたくさんあった方がいいですよね。
カウンセリングを受けるときはネットで探すことが多いのかもしれません。口コミや評判などできるだけ情報を多く集められるといいのかもしれません。わたしの友人が受けているカウンセリングが良さそうなので、もしそこについて情報が欲しいと思われるならメールをいただければ。
Twitterでも
「またTwitter?」と思って笑ったそこのあなた。
バカにしちゃあいけません。
Twitterは集合知です。
試しに「どこかいいカウンセリングを受けられるところありませんか?」と聞いてみてくださいな。
あっという間にいくつか教えてくれる人が現れますよ!
もう一つ、Twitterがモラハラを受けている人に必要なツールの一つだと思う理由を。
Twitterにはリアルでは到底会えないような数の人が集まってきます。
同じモラハラで悩んでます、という人たちの話を聞いていてもいろんなパターンがある。
そういった人たちの話を聞いていて(読んでいて?)気が付くことがあるんですよね。
たぶんこの夫婦、ちょっと助けがあればやり直せるぞ?って。
それはそのまま自分たち夫婦にも当てはまったりする。
ちなみに最近Twitterで流れてきたこのブログ。
夫には期待などしないと決めたのです | 野原広子「妻が口をきいてくれません」 | よみタイ
— かなこ (@kanako_mora) July 4, 2020
うちもまさにこれだと思う。「なんで今頃花?なんでケーキ?わたしの誕生日なんか覚えてもいないくせに」「
「子供たちのために」とかどの口が言うの?#モラハラ夫 https://t.co/xR97Ioe9Kw
考えさせられました。
このブログの主さんがしていることはモラハラです。
モラハラをする方が悪いんだけど、その経緯を見ているわたしには主さんを責められない。
こういうすれ違いがモラハラで悩んでいる夫婦にはもしかしたら起きているのかも、と思いました。
このブログの主さんの場合もご本人がこれからなにを望んでおられるかですが、たぶん修復の余地はあるんじゃないかなと思います。
「離婚」を考え始めたときに相談できるところまとめ
まずは信頼できる人であることが大前提になりますが、誰かに相談するというのが一番。
離婚するにしろ離婚せずに夫婦関係を修復するにしろ、ひとりで考え込まないで。
同じパターンの夫婦はいないかもしれないけど、ほかの人の経験はきっと役に立つはずです。
- 離婚経験のある知り合いや親戚
- 行政の相談窓口
- 結婚問題を扱うカウンセラー
- そしてやはりTwitter
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