モラハラな夫と話していると、夫が不機嫌にならないように夫が望む答えを探してしまう。逆にあなたの言ってることが分からないと言えなかったりします。友達と話している時に時々それを指摘されておどろきます。
わかります。わたしもそういう事がよくあります。モラハラ被害者独特の考え方の癖があるようです。
そんなわたしは夫からモラハラを受けていると気が付かないまま20数年暮らしてきた人。離婚を視野に、ついにアパートを借りて別居スタート!
モラハラを受け続けた人
モラハラ被害を受け続けていると、いつも先回りして相手の言いたいことを汲み取り求められている答えを探してしまう。
そんなことを感じたことはありませんか?
「この人は何を言おうとしているんだろう」
「どんなことを言ってほしいと思っているんだろう」
望んだ答えが得られないためにため息をつかれたり睨まれたり声を荒げられることがないように。
そんなことが何年も何十年も繰り返されるうち、被害者はそれが癖になってしまいます。
いつもいつでも、モラハラマインドの相手といるときには身構え、緊張し、気の休まるときがありません。
モラハラに長いことさらされてきた人の特徴のようなもの、はあるように思います。
男の人の大きな声が苦手、とかイライラした口調だけで緊張し胃が痛くなったり。
親しい人と話していてもこれは起きます。
いつも先回りして答えを出してしまう。
「そんなこと言ってないのに」と怪訝な顔をされることもしばしば。
✔深い関係を築きにくい
モラハラの被害にあっているというと「え、意外」っていう反応にあう人も少なくないと思います。
いかにも「いじめられっ子」なタイプではなく、明るくて慕われる人も多い。
それなのに、人との関係においてどこか冷めている。
自分は諦めが早いと思ったことありませんか?
深い関係を築いたときにまた相手がモラだったらどうしよう。
もうあんな思いをするのはいやだ。
せっかくお付き合いがが始まっても、「え、そんなことで?」と思うようなことであっさり別れてしまうパターンが多い気がします。
モラハラを受ける人の特徴?
「モラハラブログ」を読んでいると多くのサイトで「モラハラを受ける人の特徴」について書かれています。
わたしはこれにいつもなんとも言えない違和感を感じます。
「モラハラを受け続けてきた」から知らず知らずのうちに身についてしまった考え方の癖はある。
でも、「相手の顔色をうかがう」「空気を読みすぎる」ゆえに「モラハラにあう」というのとは違う気がするのです。
✔モラハラはDVです
それは虐待です。
虐待は子供の脳を委縮させるということが知られています。
わたしは子供だけではなく、たとえ大人であっても長い時間虐待にさらされているなら、脳は委縮しその環境に適合しようとするのではないかと思います。
わたしたちは「モラハラの被害にあうべくしてあった弱い人間」なのではない。
たまたま出会った人間がモラハラマインドな人だった。
わたしたちがもともと持っていた、自分よりほかの人の気持ちを大切にしたいという「良い」性質がモラの「支配したい」という性質に噛み合ってしまっただけです。
「モラハラを受ける人には(モラハラされても仕方ないと思われるような)特徴がある」というのはもうやめにしませんか?
わたしたちはわたしたちらしく生きていいはずです。それを認めてくれる人と一緒にいたいだけです。
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