モラだとわかってたら結婚しなかった。いつ、どこに見分けるチャンスがあったんだろうと悔やんでも悔やみきれません。
タイムラインを流れていったトピック。
タレントのシェリーさんが「あさイチ」に出演して語ったことが反響を呼んでいます。
番組は見ていないんですが、「あさイチ」の中でシェリーさんは性教育の必要性について語っておられたようです。
なので、話がそのままモラハラの問題に当てはまるわけではありませんが、シェリーさんが番組で語った内容がそのまま「モラを見分ける方法」にもなると感じたので今回深堀りしてみました。
【覚えておきたい】
「やめては絶対に2回言わせない」(SHELLYさん)
あさイチの性教育特集でのコメントに、子どもの頃「くすぐり」でつらい思いをした人たちから共感が寄せられているhttps://t.co/1PRhGN7shC
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) September 24, 2020
今回は「モラハラ体質な人を見分ける」について。
そんなわたしは夫からモラハラを受けていると気が付かないまま20数年暮らしてきた人。離婚を視野に、ついにアパートを借りて別居スタート!
モラハラを見分けるのは難しい
今までも何度か書いてきたように相手がモラかどうかを見分けるのは非常に難しいです。
むしろ無理だと言い切っていいぐらい。
恋愛中はバイアスがかかっているのでなおさら難しい。
バイアス、つまり思い込みです。
「わたしは愛されている。わたしに彼が(彼女が)酷いことをするわけがない」という思い込みです。
「身内」になるのです。これはすなわち、モラにとってはもう「特別な存在じゃない」。
「自分のもの」つまり、「ぞんざいに扱っていい存在」になるのです。
これが「結婚したとたんにモラになった」「釣った魚に餌をやらないモラ」という現象です。
じゃあ、もう結婚するまでモラはわからないとあきらめて、出たとこ勝負しかないの?それじゃ困りますよね。
世の中の男性8割がモラなら、できればあとの2割と出会いたい。
✔モラは「やめて」が通じない
シェリーさんは番組の中で、「子供がかわいいからついくすぐっちゃうんだけど「やめて」って一回言われたら絶対やめる」というご自分の子育てのモットーについて語っておられました。
こういう時、モラはやめないんですよね。
「やめて」って言ってるのにそれを真剣に考えない。
むしろ「おもろいやんけ」「冗談の通じないお前はつまらないやつ」と逆ギレされるのが関の山。
いつでも「自分軸」なんです。
ひと昔前の表現でいえば「自己チュー」です。
結婚してしまってからでは遅い
いずれにしても、結婚してしまってからでは遅いのです。
離婚するのって結婚するより何倍ものエネルギーがいるから。
「モラ」というラベルを貼られちゃう夫たち。
その一人一人いろんなタイプがあって、「これをしてるからこの人はモラだ。じゃあ別れよう」と簡単には離婚を決められない。
それまで築いあげてきた長い時間があって、子供も生まれればなおさら。
またモラといえども「100%その存在そのものが害悪」とまで言える人っていうのもいないと思うのです。
だからなおさら悩むし。
でも自分にとっては害をなす存在ではあったのです。しんどいなら別れていいと思う。
でももし、シェリーさんのように自分や子供に嫌な思いをさせたときに相手に「やめて」と言える関係性があったらこんなにたくさんの人が苦しんでいないかもしれない。
「それはだめだよ」って妻から指摘されたときに「そうなのか」って自分の考え方を変えられる人かどうか。
これから結婚を考えようと思っている若い子たちにはぜひとも、相手のそこをよく見てほしいと思います。
人の痛みをわからないまでも「想像できる人」であるかどうか。
人に嫌な思いをさせて「自分が面白いから面白い」という自己中心的な考え方の持ち主でないかどうか。
これは結婚生活っていう長い長い時間の話です。
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